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NIKE iDで往年の人気・名作スニーカーを再現してみました!

2014.11.13:体験レポート
NIKE iDで往年の人気・名作スニーカーを再現してみました!

MAD FOOT!時代から約8年ぶり。久しぶりの色付け作業に没頭!

こんにちは野田 (@KURUZE) です。

GYAKUSOUの新作が発表されましたが、残念なことに今回はスニーカーがゼロ。ちょうどランニング用とジム用スニーカーがクタってきたので、新調しようと目論んでいたのですが見事に思惑が外れてしまいました。

仕方なくアウトレットも含め様々なブランドのスニーカーを見て回りましたが、心を奪われる1足に出会うことはできません。だったら作ってしまえ! というのが簡単にできてしまうが今の時代、本当に便利になりました。

代表的なシューズメーカーの中でパーソナル・カスタマイズを国内で行っているメーカーは下記。

トレーニングウェアがGYAKUSOUということで、今回はNIKE iDを使って作成。ゼロから配色を作っていく自信はないので、ここは潔く往年の名作スニーカーのカラーを落とし込んでいきます。ベースとなるモデルは、下記のような理由からAIR MAX 90にしました。

  • 単純にAIR MAX 90というモデルが持つ魅力。ベースとなるモデルがいまいちでは話にならないので
  • 色を変更できるパーツが多いので、ベースとなる名作スニーカーに近づけやすい
  • ジムやランニングに使用するので機能性も必要になるのですが、柔軟性が魅力のFREEやクッショニングに優れたLunarlonといった、パフォーマンスに優れたソールに変更できる点

スニーカーの色付けは、MAD FOOT! に勤めていたとき以来なので約8年ぶり。久々でしたが、スニーカーの作成工程における1番好きな部分でしたので、非常に楽しむことができました。全部で10色作ってみたので、是非ご覧ください。

 NIKE DUNK SB × DIAMOND SUPPLY CO.

NIKE DUNK SB × DIAMOND SUPPLY CO.

スケートボードのビスやベアリングのパーツブランドとしてLAでスタートしたDIAMOND SUPPLYの名を一躍世に広めた、通称ティファニーダンクがモチーフ。オリジナルは黒いオーバーレイと呼ばれる部分にクロコの型押しレザーを使用していますが、今回は黒のフルグレインレザーで代用。スウッシュ(NIKEのサイドライン)もオリジナルはシルバーですが、グレーで代用しました。

NIKE TERMINATOR 

NIKE TERMINATOR 

元はアメリカの大学バスケ部のスクールシューズ。これまで使用していたLegendにアップデートが加えられ、1985年に誕生したというTERMINATOR。ネイビー×グレーの配色は、通称ターミネーターカラーと呼ばれるくらいアイコニックな配色。残念ながらヒールのビッグナイキはさすがに再現できませんでした。

AIR JORDAN 1 

AIR JORDAN 1 

世界一有名なスニーカーですね。黒ベースにしてしまうとNBAから禁止されてしまうので、今回は白ベースで作成。う~ん、言われてみればという感じでしょうか。レッズサポーターからは、AIR MAX1の浦和レッズカラーと勘違いされそうですね(苦笑)。

AIR JORDAN 2

AIR JORDAN 2

JORDAN 1のデザイナー陣に新たにイタリア人デザイナーが加わり、(オリジナルは)生産もシリーズ唯一のイタリア製として異彩を放つJORDAN 2。今作以後ショーダンシリーズからスウッシュが消えることになる1つの転機となるモデルなのですが、個人的にシリーズで1番好きなデザイン。白ベースのアッパーに差し色を絶妙なバランスで加え、黒のミッドソールで締める。どうです?  かなり再現できたような気がしてるのですが?

AIR JORDAN 3

AIR JORDAN 3

ビジブルエアとジャンプマンロゴが初めてお目見えしたモデル。セメントパターンがNIKE iDで使える時期であれば、かなり再現できると思いますが、残念ながら選ぶことができなかったのでソフトスウェードのダークグレーで代用。セメントパターンを使うことができればJORDAN 3以外にも、かなり多くの名作スニーカーが再現できそうなので、また使える時期が来るのを楽しみに待ちたいと思います。

NIKE AIR HUARACHE LIGHT

NIKE AIR HUARACHE LIGHT 

包み込む様なフィット感が魅力のAIR HUARACHE LIGHT。黒×青×赤のベースとなる色は押さえているので、それっぽく仕上がっていると思います。しかし差し色にライトブルーを使用することができれば、もっとオリジナルに寄せることができたと思います。

render.nikeid-5

NIKE AIR MAX 95

日本のスニーカー史上、最も知られる1足となった通称イエローグラデの AIR MAX 95。人の筋肉をモチーフにしたと言われるグレーのグラデーションにイエローの差し色という強烈なイメージは、モデルを変えても引き継がれます。

new balance MT580

new balance MT580

HECTIC x mita sneakersのコラボレーションモデルMT580 第2弾のトリコロールカラー。ポイントはやはりソールでしょうか。ヒール部分はグレーでミッドソールをレッドにすることで、かなりイメージに近くなりました。アッパーの素材や色使いも含めて、今回作った10足の中で1番オリジナルに近い、非常に満足のいく仕上がりとなりました。

new balance MT580

new balance MT580

続いてもHECTIC x mita sneakersのコラボレーションモデルMT580から、アウトドアシューズをモチーフにした第3弾の1足、580のコラボシリーズの中で1番好きなカラーなのですが、オリジナルの微妙なブルーがiDでは再現できず仕方なくグレーで代用。履口にパープルを使用することで、それっぽくは仕上がりましたが見比べてしまうと、やはりちょっと違うかなという印象です。

COLE HAAN LUNARGRAND WINGTIP

COLE HAAN LUNARGRAND WINGTIP 

ウィングチップのオーセンティックなアッパーに、発色の良いルナロンソールが融合した意欲作、ルナグラインド・ウィングチップにチャレンジ。結果は微妙、というか失敗ですね(笑)。やはり革靴のようなデザインのアッパーと、スニーカーのソールが一体化したギャップが魅力の1足だけに、スニーカーのアッパーにスニーカーのソールを付けたところで、普通の1足になるのは当然というところでしょうか(笑)。


以上の10足となります。

この中からジム用とランニング用の2足を発注したいと思うのですが、どれも甲乙つけがたいということは全然なく、この時点である程度絞られたかなという感じです(笑)。あとはトレーニングウェアの色味との相性を考慮しつつ、決めていきたいと思います。

実際に届いたら、このブログで報告したいと思いますので、是非またご覧いただけると幸いです。

【12月10日追記】
遂に完成!NIKE iDで往年の名作スニーカーの再現にチャレンジ!

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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