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同級生に芸能人ができました!

同級生に芸能人ができました!

どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

先日、アパレル関係者限定のセミナー「モノを売るな!体験を売れ!映画館セミナー」に参加してきました。

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講師として登壇してくれたのは、短パン社長こと奥ノ谷圭祐氏と、その師匠である藤村先生。いや〜やっぱ圧倒的だった。そしてものすごい体験をさせてもらった。このセミナーでの気づきは、また後日じっくりと書きたいと思っています。

その変わり今日のブログでは、僕しか書けないことをお話したいと思います。それはエクスマのスター、奥ちゃんとの学生時代の想い出。クラスメイトだからこそ知りえる稀代の人気者の若かりしころのエピソード。

これは短パン社長が短パンでもなければ社長でもない。ましてや芸能人でもなかった時代のお話です(笑)。まずは時計の針を18年ほど前に戻したいと思います。

 

個性豊かなクラスメイトの中でも際立つギャップ

僕らが通ってた服飾の専門学校は、三年制と四年制がある学校でした。僕らは三年制の学科を選択しており一年目は基礎学科といって、ミシン踏んだり、デザイン画を書いたり、色々な基礎を勉強します( したかな?)。二年生に進学する際にそれぞれが希望する学科に分かれるのですが、そこで奥ちゃんと同じクラスになります。

最初に一人ずつ自己紹介があるのですが、髪の色が緑やオレンジなんて序の口で、変なバンダナ巻いてる人もいればポキール星人そっくりなやつ、さらにはモヒカンの女子もいましたね。あげくにはパンツ一丁とか……。

まぁハタチ前の若さ全開の服飾専門学生なわけで、今考えてみれば全員ジャックナイフ状態。尖りまくってるし、そこらじゅうで個性が爆発しまくっている。4人〜5人聞いてるだけで、個性の食あたり状態(苦笑)。

そんな中での奥ちゃんの第一印象は「サッカー好きのとにかくデカいやつ」(笑)。一度クラスのサッカー好きが奥ちゃん家に集まり多摩川でサッカーをしたことがあるのですが、持ち前の体躯をいかしてゴール前に立ちはだかっていました。

あとこれは僕が言うまでもなく皆さんご存じだと思いますが、とにかく人に対する愛情が深い。奥ちゃんの班には小柄な女の子が多かったのですが、奥ちゃんが懇切丁寧に包み込むように話す姿は子鹿を襲う熊のよう(笑)。でも話の内容は超繊細。そのすさまじいまでのギャップは今も記憶に残っています。

 

ステーキハウス目指して、猛ダッシュの青春時代

とはいっても同じクラスとはいえ、仲の良いグループっていくつかに分かれると思うのですが、奥ちゃんと僕は別のグループ。いつも連んでいたわけではないのですが、一つ強烈に想い出深いエピソードがあります。

それは「チョモライス」。

血気盛んな若者たちは当然ランチもガッツリ食べたい。そんな僕らが愛用していたのが新宿野村ビルにある「テキサス」というステーキハウスでした。

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画像出典元:MRC株式会社ブログ

確か11:50くらいに午前の授業が終わるのですが、多くの会社がランチタイムを迎える12時前にはテキサスに滑り混まねばならない。なぜなら席がなくなり、昼休憩中に食べられなくなってしまうから。

値段も安くて味もそこそこ。そしてボリューミー。本来、学生の味方であるはずのお店なのに、時はバブル崩壊の傷も癒えぬ失われた10年の真っ只中。サラリーマンも大量に押し寄せてきます。わずか42席の座席を巡る熾烈な日々。

このテキサス争奪戦に参加するのは、全部で3グループほど。その中に奥ちゃんグループと僕らのグループがいました。このメンバーたちは、授業のチャイムが鳴る少し前からソワソワし出します。実習の際には扉付近をいかにキープするか、これがポイント。

「キーンコーンカーンコーン・キーンコーンカーンコーン」

チャイムと同時に、今日も戦いの火ぶたが切っておとされます。

悠長にチャイムを最後まで聞いているやつはアウト! 最初の「キー」くらいで飛び出すことがポイントです。なぜなら「階段に人が溢れてしまう前に、階段を降りきること!」これが勝利の方程式だから。

僕らが通っていた東京モード学園には、当時エレベータが2つしかありませんでした。しかも各階停止ではなく停止階が決まっている。ですので、それを待っていたらとてもじゃないけど間に合わない。

そうなると選択肢は一つしかありません。10階だろうが11階だろうが、階段を駆け降りる! これしかありません。

しかし考えていることはみんな同じ。だからこそ階段が人で溢れかえる前に、出口がある二階まで降りきる必要があります。その上でチャイムが鳴っている15秒くらいは生命線となります。この間に2階分でも3階分でも駆け降りることができれば、弾丸のような勢いが付いているのでもう後は周りが避けて階段を空けてくれます ( 今思うとホントすいません。若気の至りですw )。

そして2Fの出口から学校を出て歩道橋を全速力でダッシュ!歩道橋を降りたら隣の野村ビルの地下まで一気に高度を下げます。教室を出てからわずか3分〜5分くらいの間に10階分くらいの高低差を乗り越えていきます。そして七日間戦争ばりに地下道を駆け抜けテキサスに滑り混みます。

みんなの定番メニューは、テキサスカルビ。これに奥ちゃんはメニューには載っていない「チョモライス」と呼ばれる大盛りを超える超大盛りライスを頼んでいたのを覚えています。

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画像出典元:食彩和牛 しげ吉

画像はイメージですが、マジでこれくらいの量はあったんじゃないかな (笑)。

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これは卒業アルバム。このブログを機に改めて見返したら笑いました。クラスの集合写真で奥ちゃんは、やっぱり一番前のド真ん中。あのデカさなのにね(笑)。僕は一番後ろの最端。まさしく陰と陽。この対極な感じが何とも心地よい。

キャラは正反対だけど、この年になっても影響を与えてくれるどころか、自身の影響を色んな形でお裾分けしてくれる圧倒的な同級生。その輝きと暖かさ、これからも楽しませてもらいますね!

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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