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ここが僕のアナザースカイ、ニューヨークです

ここが僕のアナザースカイ、ニューヨークです

こんにちは。買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。

僕は今、ニューヨークへ来ています!25日のクリスマスに日本を発ち、現地着も25日。つまりクリスマス当日を2日間過ごすという、柄にもなくロマンティックな日程で来ております。

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ロックフェラーセンターのクリスマスツリーも大混雑!

仕事が1つの節目を迎えたこと、エクスマに参加して行動する重要性を学んだこと、通販の仕事をはじめてから移動距離が減っていたことなど、今回旅に出た理由は色々あるのですが一番の理由はやっぱり「お買い物」です (笑)。

今回の最大の目的は、とある靴を買いにいくこと。果たして手に入れることができるのか? 詳しくは後日購入レポートでご紹介するとして、本日はニューヨークとの想い出を前段としてご紹介させてください。

できれば、下記の動画を再生しながら読み進めていただけると雰囲気できるかなと思います。

 

学生時代、Supreme を求めて初のニューヨーク

ニューヨークを訪れるのは、これで5回目となります。最初に訪れたのは学生時代。20歳か21歳でしたので、今から17~18年前。

目的はこの時も「お買い物」。代官山にショップができ、日本でも人気が出始めていた Supreme を訪れるために渡米しました。

( Supreme のある ) あのラファイエットストリートを歩いているという事実だけで大興奮。さらにお店に入ると代官山のショップとは違い他のスケートブランドも取り扱っている。しかもちょうど時期がセールだったこともありTシャツが1枚$15くらいで売られている、そんな普通のスケートショップだったことにも衝撃を覚えた記憶が甦ります。

今でこそ激レアなボックスTシャツもそんな値段でしたので、クラスメイトのお土産に買ってかえりました。今考えると、とんでもなく贅沢な時代ですね (笑)。

さらにお店を物色していると、普通にハロルド・ハンターがやってくるんですよ!映画 KIDS の洗礼を浴びた僕ら世代の方には、この感動を分かっていただけると思うのですが、多感な20歳の頃にあの世界観を体験できたことは、なによりの宝物だと思っています。

 

次に訪れたのはスニーカーの買い付け。遂にお買い物がお仕事に

2回目と3回目は、スニーカーブランドに勤務していたときなので11年~12年くらい前でしょうか。原宿にあった伝説 (?) のスニーカーショップ「SUPERFECTA! 」の買い付けで訪れることになります。

具体的には、現地のスニーカーショップをくまなく回り、人気スニーカーや掘り出し物のスニーカーを探し当て現地で購入する。それを輸入してショップで販売するというお仕事。遂にお買い物がお仕事になりました (笑)。

でもね、この仕事、これまでの人生で一番キツかった。

まず空港ついたらレンタカーを借ります。そしてニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィアといった地域を股にかけ、モールやショップをまわります。

朝は6時~7時くらいに出発して、夜の9時くらいまで買い漁ります。お店が閉まった後は、また何時間もかけて拠点のモーテルへ戻るのですが、そこからレシートを片手に輸入用のインボイスを作成します。

全部の作業が終了するのが、早くて2時~3時。遅いと5時くらいまでかかります。そこから泥のように眠り、また早朝買い付けに出発します。2人で行っていたのですが、1人が地図、1人が運転という役割を交互に担当するので、車の中で寝ることもできません。

これを一週間くらい続けるのです。寝不足+慣れない海外の運転+言葉の壁+食事。そして何百万という金額を買って帰らないことには、店に商品が並ばないというプレッシャー、かといって適当なスニーカーを買ったところで、売れないのでしっかりと目利きをする必要がある。

もう極限状態ですよね。一緒に行っているパートナーとも段々と険悪になります。しまいには運転席と助手席、双方が外側に体をピッタリ貼りつけて、少しでもお互いから距離を開けようと車の中ですら悪あがきする (笑)。それくらい追い込まれます。

この時ばかりは、お買い物の楽しさを感じる余裕は微塵もありません。反対に厳しさを体験した貴重な経験でした。

 

4回目は、フリーのライター時代に買い付けの密着取材

その買い付けから1年、僕は雑誌やウェブメディアのフリーライターに職を移していたのですが、今度は馴染みのセレクトショップ「JUGMART」の買い付けに同行取材することになります。

このときはスニーカーがメインではなく、洋服がメインのターゲット。もうブランドが終了してしまいましたが、RUGBY (=ラルフローレンの別ライン。2013年2月で終了) が出始めの頃でまだ日本に入ってきていない時代。当時のセレクトショップが皆こぞってRUGBYを買い漁っていた時代です。

この時の僕のミッションは、買い付けの模様を読者の方に伝えること。ですので買わなければいけないという強烈なプレッシャーから解放され、心底ニューヨークを楽しむことができました。

なにより百戦錬磨のJUGMARTクルーとの買い付けは、本当に勉強になることだらけでした。当時の誌面のコピーを持参してきたので、今回の旅でもその教えを活用していきたいと考えています。

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お目当ての靴はコールハーンじゃないけど、買ってしまいそう。。。ルナグラインド20色目にいっちゃうかな (笑)

学生時代も今も訪れる理由が変わらない。ここが僕のアナザースカイ、ニューヨークです!

こうして振り替えってみると不思議と訪れる理由は、いつも「お買い物」。それは初めて訪れてから20年近く経つ今も変わらない。

目的のお店に向かう際のワクワク感、そしてどんな商品が並んでいるか分からないというドキドキ感、目当てのモノや掘り出しモノを見つけたときの達成感。そしてそれを身につけることで得られる満足感や無敵感。

僕にとってニューヨークは、そんなお買い物の楽しさを極限まで高めてくれる場所。

さぁ今回は、どんなアイテムとの出会いが待っているのか? 約10年ぶりで場所も何もおぼえていない。おまけに英語も話せない。まるっきりノープランの珍道中やいかに?

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DAY.1 / スーツケースの空きスペース100%

※ 最近のオススメスポットあれば情報まってます!でも観光地は一切いらないです (笑)。現地のご飯が全然ダメなので「美味しい和食のお店」と「オススメのお買い物スポット」情報をお持ちの方は、是非SNSでご連絡ください。お願いします!

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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