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服の多様性はもう十分。アパレル復権の鍵は売り方の多様性にあり!?

2016.01.06:ノウハウ
服の多様性はもう十分。アパレル復権の鍵は売り方の多様性にあり!?

こんにちは。買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。

服が売れない、アパレル業界が元気ないって言われて久しいと思うんですけど、僕なりに少し思うことがあって今日はそんなことをブログにしたためてみたいと思います。

 

多様化しているのは【 商品 】だけ。【 販売手法 】となると、とたんに右向け右になる 

元々この業界にいる人たちって、良い意味でも悪い意味でもどっかぶっ飛んでる人が多い(笑)。型破りな人がどこよりも多い業界だと思うんです。

そんな人たちが作り出す洋服は、やっぱりぶっ飛んでいる。だからこそ様々なブームやカルチャーが生み出され、ナシなものがアリになっていくことで選択肢が多様に広がっていった。もう何々系って簡単には括れないくらい今や細分化されている。

でもね、よくよく考えてみると多様化しているのは【 商品 】だけじゃないですか? アパレルの業種でいったら企画とか生産の担当領域。もう一方のプレスとか営業が担当する【 販売手法 】となると、とたんに右向け右になる(笑)。この感覚、アパレル関係者なら理解してもらえると思います。

商品の多様性が100だとしたら、販売手法の多様性は1くらい。本当にそのくらい、どこもかしこも同じ施策の焼き回しに見える。

具体例を挙げれば、

・展示会

・立ち上げにシーズンカタログを配布

・季節に合わせたフェア ( ノベルティかセット割引かポイントアップ )

・会員限定でのセール

・福袋 & 本セール

どのブランドもほぼこのルーティンで半期を終えているハズ。ブランドごとに違うのは、カタログのモデルさんとフェアの対象商品くらいかな。言い過ぎですか? でも当たらずとも遠からずなんじゃないでしょうか。

 

独自の販売手法でシーンをリードするブランドたち

個人的には、ここにアパレル不況と呼ばれる元凶が潜んでいるように思えてならないんです。どうしても業界的に物作りを担当するセクションの方がパワーが強くて、営業サイドが弱いという現状も重々理解しています。僕もそんな環境で働いてきました。

そういうことが販売手法の多様性を奪っていった要因の一つにはあると思うのですが、どうであれ従来通り【 商品 】に頼りきって【 販売手法 】を工夫しないやり方では、もうとっくに限界がきているのだと思います。

だからこそ僕は、販売手法を工夫してくことこそがアパレル復権の鍵を握っていると思っています。って偉そうに業界云々を言える立場でもないのですが幸いにしてここ最近、少しづつですが独自の販売手法でアパレルの面白さや勢いを感じさせるブランドが出てきています。

その筆頭が世界初の関係性ブランド Keisuke okunoya。スポットアイテムのみの完全受注生産。しかも受注はSNSだけ。受注開始時と発送完了時はSNSが本当に大変なことになっている(笑)。常時アイテム展開しているわけでもなく、何十型と生産しているわけでもない。それでも立ち上げから1年半で6,600万円の売上といいます。


Keisuke okunoya
 icon-external-link Taipan.jp

お客様とは普段からSNSで繋がっているので、もはやお客様ではなくお友だち。色のチョイスも奥ちゃんに任せてる人もいるし、欲しいって言っているのに体型的に無理だからって断られている人もいる(笑)。ちょっと普通じゃ考えられんでしょ!?

他にも、前にレポートした気仙沼ニッティングだって商品だけじゃない販売手法においても魅力的な取り組みを行っている。手編みのニットが商品である以上、どうしても完成までに物理的な時間がかかってしまいます。

だから抽選販売であったり、一年以上の生産待ちとなってしまうのは本意ではないと思うのですが、待っている間にお手紙や糸見本を送ってくれるなど、お客様との関係性を大切にする心配りが随所に感じられる。

IMG_3442

後はまだスタートしていないのですが、元ニットキッチンの社長で現在はインフルエンサーを活用したプロモーションを行う坂本さんが今年立ち上げる予定だというニューブランドも今から楽しみなブランドの一つです。

恐らくレディースだと思うので商品自体は着れませんが、分かってる人が作るブランドがどのような販売手法をとっていくのか注目していきたいと思っています。

 

アパレル復権の鍵は、僕たち営業側の自由な発想と行動力にかかっている!?

商品が多様化しすぎて独自化することが難しくなってきた今、ことアパレルで考えてみると販売手法はまだまだ開拓の余地があるんじゃないかと思っています。

僕も試行錯誤を続けながら【 ECでも店頭のような接客を再現して、実店舗の売り上げにも貢献する】という僕独自の販売手法を推し進めているつもりです。

アパレル復権の鍵は、僕たち営業側がいかに自由な発想で独自の取り組みにチャレンジしていくかに掛かっている。業界の隅っこから生意気にもそんなことを考えていた次第でございます。

 

最後に一つだけ告知を

ちょうど独自の販売手法を見つけるためのヒントになりそうなセミナーがあります。先程ご紹介したKeisuke okunoya を展開する短パン社長と、その師匠である藤村先生のアパレル限定セミナー。

僕もエクスマでお世話になったお二人のセミナーです。いつもなら速攻埋まってしまうのですが、今回はアパレル限定ということでまだ予約可能ということです。僕もいきます。

どれくらいオススメかって言うと、実は僕と短パン社長こと奥ちゃんは服飾専門学校時代のクラスメイト(笑)。お金払ってクラスメイトの話を聞きにいくんですよ、余程でしょ? どれくらいオススメかってのが分かってもらえましたか?

幸いこのブログはFashionsnap.comさんとも連携しているので、もしこの記事が連携した暁には多くのアパレル関係者の方にこのセミナーの存在を知ってもらえるハズ。いつまでも従来のやり方で消耗するのではなく、なにかのきっかけを掴みに一緒にお勉強しに行きましょ(笑)。

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役 / 買い物中毒のファッション通販アドバイザー
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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