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まだリスティングで消耗しているの?

2016.01.15:ノウハウ
まだリスティングで消耗しているの?

こんにちは。買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。

今回はイケハヤさんフォーマットを拝借して「まだリスティングで消耗しているの?」と題してお送りいたします。

 

検索順位1位で、リスティングの競合もなし!なのに……

公式通販サイトの運用にあたってリスティングの運用を代理店にお願いしているブランドも多いと思いますが、先日とあるブランド公式通販のリスティングレポートを見る機会がありました。

内容を見ると購入に至っているキーワードはブランドキーワードのみ。ファッションブランドの通販サイトの場合、多くのケースでこれに当てはまると思います。遡って見てもずっとそんな状況です。

そこで気になってそのブランド名を検索にかけると、パソコン・スマートフォン共にリスティングは自社の1件のみ。しかも検索順位で1位を獲れています。

つまりブランドキーワードでリスティングをしなくてもOKなんですね(苦笑)。普通に購入してくれたであろうお客様をわざわざリスティング経由で呼び込む必要はありません。

このように広告予算の少ないブランドの場合、代理店にお願いしても途中のメンテナンスが行われずレポートだけという実態が散見されます。代理店の立場からすると月数万の手数料で、担当者を付けて細かいメンテナンスをするというのは割に合わないという理屈ですね。

だからこそ、広告予算の少ないブランド担当者の方は任せきりにしないで「作業だけはお願いする」くらいの気持ちを持つ必要があります。それが現実。お金を出すか知恵を出すか。リスティングで消耗しないためには、その心構えが必要です。

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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