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絶対に押さえておきたいブログ運営の基礎知識

2015.12.14:ノウハウ
絶対に押さえておきたいブログ運営の基礎知識

こんにちは。買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。

最近ブログを始めたり、始めようとしている友だちが増えたこともあり、今日はブログ運営の際に「これは押さえておきたいブログ運営の基礎知識」として4つの項目をご紹介していきます。

みんな本当に良いこと書いているので、転載ルールや書き溜めた記事が資産化され検索流入を呼び込めるよう、少しだけ先輩風吹かせてみます(笑)。

 

ブログはタイトル命!狙うべきキーワードがあれば必ず含めること!

ページタイトルは人が認識するものとしても、検索順位を決定するロボットとしても、最も重要視する項目です。これは通販サイトでも同じ。

僕が心がけていることは、せっかく1記事書くのであれば、その記事内容に合わせたキーワードを最低1つ〜2つは必ず含めるということ。例えばこの記事で言ったら「ブログ」「基礎知識」ですね。でも「ブログ」という検索キーワードは、検索される回数が多いビッグキーワードですので上位表示は至難の業。ですので「ブログ 基礎知識」と検索をした方に上位表示されればOKという感じですね。

「BLOG」ではなく「ブログ」にした理由としては検索ボリューム。Googleで月間に検索されている回数を比べてみるとBLOGは「12,100」、かたやブログは「450,000」と圧倒的な差です。

その分「ブログ」というキーワードは競合性が高く上位表示が難しいので、「ブログ 基礎」「ブログ 知識」「ブログ 基礎知識」というような複合キーワードでの上位表示を目指すわけですね。当然、BLOGというキーワードを狙うという作戦もあります。

この検索ボリュームは、Google キーワードプランナーで調べることができます。アカウント登録すれば無料で使えるので、是非使ってください。

他にもタイトルには具体的な数字を入れるとか狙うべきキーワードは前の方とか、色々あるのでしょうが、まぁ細かいテクニックを気にしすぎてもね(笑) ということで割愛。いちおう下記に参考記事を記載しておきます。

【参考記事】
ブログ記事のタイトルには命をかけろ!企業ブログでバズってアクセスも継続する記事の作り方シリーズVol.4
【徹底図解】キーワードプランナー使い倒し術

 

記事や画像の引用の知識は必須!ややこしいんだけど………

ブログを書いていると画像が必要になると思うのですが、その際にGoogleやYahoo!などで画像検索をして表示された画像を自分のブログで使用したことありませんか? でもこの画像には著作権が存在するので、使用するためには一定のルールを守る必要があります。

この一定のル−ルを厳守した上で、公開されている著作物を使用する行為を「引用」といいます。

まず画像ですが、基本的にはすべての画像に権利があると思ってください。撮影者側の著作権と被写体となる人の肖像権 ( 被写体が雑誌などの著作物であれば著作権 )という権利。この2つを満たしている画像であれば、引用元や著作権者のクレジットを記載することで引用が可能になります。

例え flickr のようなフリー素材のサイトから拾ってきてもクレジット表記を求められるケースは多々あります。 123RF や PIXTA のようなロイヤリティフリー画像を集めた有料サイトからダウンロードするというのも1つの方法です。僕は基本的には自分で撮影した画像、もしくは有料サイトからダウンロードした画像を使うようにしています。

 

次に文章の引用。文章の引用には以下のようなルールがあります。

どうしても引用しないと話が進まない、引用を行う「必然性」がある

自分のオリジナルの文章が「主」、引用部分は「従」である

引用部分は、ハッキリと他の部分と区別されている

引用部分を勝手に改変していない

引用させてもらった出典元が明記されている

引用元:ビジネスwebデザインアカデミー 


とあります。

どうしても話の流れで他の人の書いた内容を使う「必然性」があり、あくまで「主=メイン」は自分の書いた文章であること。そして上記のグレー背景の部分のように引用部分が「はっきりと区分」されており、引用した文章は「変更しない」こと。当然、その文章を引っ張ってきたサイトは「出典元として記載」する必要があるということです。

実は上のグレー背景の文字。これが全部引用です。

文章を引用する際には、引用した部分を<blockquote>タグで囲い、検索エンジンに対して引用部分をお知らせすることも必要です。これを行わないとあなたのコンテンツがコピーと見なされ、検索エンジンから評価を下げられてしまう可能性があるので、必ず引用部分は<blockquote>タグで囲ってください。

【参考記事】
正しい「引用」のルールと著作権について
著作権を侵害せずにflickrの写真を使用する方法

 

SNSボタン「はてブ」は絶対に入れておこう

せっかく書いた記事ですから、できれば多くの人に読んでもらいたいですよね。その為にも記事に対して「いいね!」や「シェア」といったアクションをすぐに起こせるSNSボタンに設置は必須です。Twitter や facebookは忘れることないと思いますが、よく分からないという理由で「はてなブックマーク」のボタンを設置しない方がいます。これ実にもったいない。

hatena

このマークのボタン。これは画像ですので押せません。この記事が気に入ったら下のボタンを押してね (笑)

はてなブックマークとは「株式会社はてな」が運営するソーシャルブックマークサービス。要はみんなが気になる記事を保存しておくサービスですね。このはてブ、検索エンジンやグノシーなどのキュレーションメディアと相性抜群で、はてブ数が伸びるとTwitterでも拡散され、グノシーにも掲載され……という具合に勝手にどんどん広がっていきます。

個人的な「押してもらって嬉しいSNSボタンランキング」は、

1位 はてブ
2位 Twitterのリツィート&facebookのシェア
3位 facebookのいいね!

という感じ。いや、反応いただけるだけ嬉しいんですけどね (笑)。

それくらい多くの人にリーチするという観点では「はてブ」の価値は高いと感じています。ワードプレスはもちろんアメブロなどでも実装可能ですので、まだ入れていないという人は設置することをオススメします。

ただ一般的には知名度が低く、Twitter や facebookと比べても使っている人が少ないのであまり押してもらえないのが難点ですかね。

【参考記事】
ブログ運営者のためのはてなブックマークの使い方|30記事以上エントリーした僕が全部話します

 

目にとめてもらうためにもOGPとその設定も覚えておこう!

OGPについては、過去記事に説明がありますので、そちらから引用させていただきます。

まずはご自身のfacebookアカウントにログインしてください。google+やmixiなどでも構いませんが、ここではfacebookを例に解説していきます。

弊社のサイトですと

https://ecfanatic.com

ZOZOTOWNさんの場合ですと

http://zozo.jp

そしてそのURLを、そのままフェイスブックの「近況をアップロード」の覧に貼付けてください。

Ogpimage1

そうすると上記のように、サイトのサムネイル画像と共にサイトタイトルとサイト説明、URLが表示されると思います。これはOGP ( =Open Graph Protocol )と呼ばれる情報で、facebookに「このウェブサイトは、こういうサイトですよ」ということをお知らせする際に必要な情報となります。

その際、チェックしていただきたいのは【 画像 】が【 きちんと 】表示されているかです。

【 画像 】と【 きちんと 】という部分がポイントです。OGPが設定されていなくても、サイトタイトルとサイト説明、URLはちゃんと表示されることが多いです。これはメタという、GoogleやYahoo! の検索結果に表示される文字情報を自動で引っ張ってくるので表示されますが、画像は違います。



OGPが適切に設定されている上記2つのサイトでは、きちんとロゴが表示されると思いますが、設定されていないサイトのURLを貼付けるとサイト内の画像をいくつか引っ張ってきます。例えばバナー画像であったり、商品画像であったり、ひどい場合には広告とか(苦笑)。



たまたまサイトを紹介する画像に適したものが表示されれば良いのですが、関係のない画像しか選択できないケースも多く、またOGP用に作った画像ではないので、サイズがあわず解像度の低い荒い画像になってしまう場合もあります。

これだけでも設定すべき十分な理由になると思いますが、もう1つ設定しなくてはならない最大の理由があります。それは【拡散力】です。facebookにおいて、このOGPが設定されていないサイトに対して「いいね!」を押すと「●●●さんがリンクについていいね!と言ってます」と「いいね!」してくれた人のウォールには投稿されるのですが、ニュースフィードには投稿されません。



ニュースフィードに投稿されないということは「いいね!」を押してくれた人の友達には伝わりづらく、なかなか拡散しないという大きなハンデを背負ってしまいます。反対にOGPが設定されたサイトに対して「いいね!」が押されると、ニュースフィードに表示されるので「いいね!」を押してくれた人の友達にもリーチすることができます。もちろんそれを見た友達がさらに「いいね!」を押すことで、情報はどんどん拡散していきます。

 

要はOGPが適切に設定されていないと損しちゃうことに加え、広告とか顔が切れた画像が表示されて、ちょっと恥ずかしいことになるかもしれないよ、ということです。

OGPを設定する際には、同時にTwitter用のTwitterカードも設定すると良いと思います、というか絶対してください。ワードプレスの場合は、WordPress SEO by Yoastなどのプラグインを設置することで簡単に設定可能です。

【参考記事】
FacebookのOGP設定方法+参考記事6選


以上、1つ1つ書き出したらものすごいボリュームの内容を参考記事に詳しい内容を譲るという荒技で駆け足でご紹介してきました (笑) 。facebookでお友だちの方は、不明点あれば補足説明するのでご連絡ください。

とはいってもこの辺は前提やテクニックの部分。

1番大事なのは個人の本質であり、記事の内容ということは学ばせていただきました。ですので、あまり細かいことは気にしないで、一緒に日々精進していきましょ!………って、僕自身が更新頻度が悪い落ちこぼれなのですが(苦笑)。

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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