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同じ靴を15足購入!人を惹きつける商品の魅力を分析!

2016.05.05:お買い物, ノウハウ
同じ靴を15足購入!人を惹きつける商品の魅力を分析!

どうも!買い物中毒のファション通販アドバイザーの野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

GWということで下駄箱の整理をして古くなった靴を何足か捨てたのですが、その作業中マーケティングのお勉強になる靴を見つけたので今日はご紹介します。

その靴がこちら。

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コールハーンのルナグランドと呼ばれるモデルです。

ウィングチップやチャッカなど、いくつかアッパーのタイプに違いはあれど合計15足買ってます。現在4足は履きつぶして残っているのはこの11足。ちなみに左下のカラーはレディースなので僕履けません(苦笑)。それでも良いカラーだったのでコレクションとして購入しちゃてます。

当然、これだけ人を惹きつけるには理由がある。今日は、このルナグランドから人を惹きつける商品の魅力を分析していきたいと思います。

 

「結合」と「変更」。斬新なアイデアから生まれたギャップが魅力

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まずこれがアッパー。従来の革靴によく見られるウィングチップと呼ばれる形です。

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ソールがこちら。

あれれ?

従来だとレザーソールあたりが定番ですが、この靴はルナロンと呼ばれるソールになっています。これはコールハーンがNIKEの傘下にあるときに「NIKE Air」システムを取り入れて作られたソールで、月面の無重力状態というくらいの軽さっていう代物。

つまりこの逸足は、オーソドックスな革靴のアッパーにスニーカーのソールを融合させた「走れる革靴」という革新的な一足。

この魅力的なコンセプトをブレーンストーミングを作ったアレックス・F・オズボーンが作った発想法に当てはめてみると……

革靴とスニーカーですね。フォーマルな装いにも対応してくれて、ガンガン走ることもできちゃう(笑)。そんなギャップの持ち主。でもこれじゃ僕は15足も買ったりしません。

もう1つはね、配色なんですよ。

ってことでこの靴の初期カラーをご紹介しますね。

IMG 4898

グレーのアッパーにイエローのソール。ちょっと従来の配色じゃ考えられない組み合わせだと思います。でもカワイイんですよね〜、この配色。これで二代目なのですが、さすがに何年も前に買ったのでクタってきてます。もう少しでオサラバの予感……。寂しい。

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発色の良いネイビーのアッパーにこちらもビビットなブルーのソール。ネイビーの服を着ることが多い僕にとって、一番のお気に入りの配色。現在履いているのが二代目なので、こちらは三代目。まだ新品でスタンバイしているというのは心強い。

IMG 4901

もう一色はブラウンにオレンジ。こちらはチャッカのタイプなのですが、同様の配色でウィングチップも持ってましたが、もう履きつぶしてしまってます。ちなみに僕はチャッカよりウィングチップ派でしたので、チャッカはこの一足で打ち止め。

というように従来の革靴のイメージをカラーでも打ち破ってます。

 

でも最終的には人。ここまで買い揃えてしまう魅力は創った人

そして最後のトドメは、このシューズのコンセプトメーカーである藤原ヒロシさんの存在。僕ら世代のカリスマであり、いつも斬新なアイデアで楽しませてくれます。

Honeyy
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honeyee.com

そうモノが良いのは最低限、そこにヒロシさんのアイデアから生まれたという僕にとっては何者にも代えがたい付加価値が付くことで、ここまで揃えてしまったというわけです。

その証拠にルナグランドはこれだけ買っているのに後継モデルであるゼログランドに関しては、ヒロシさんの関与が見てとれないという理由から購入にいたっていません。

モノが良いだけではダメ。誰が作ったという顔が見えることで、ここまで買い揃えてしまう逸足となる。僕が買い物中毒だから買ってしまうのではなく、魅力があるから買ってしまう。だからしょうがない。

カオス状態の下駄箱を整理しながら、頭の整理という名の言い訳を考えていたGW後半の中日。 

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野田 大介

野田 大介

株式会社ファナティック代表取締役
月刊誌Ollie magazineの編集者からキャリアをスタート。その後は、フリーライターとしてhoneyee.comやLightningなどでの執筆、複数のアパレル企業で商品企画、生産管理、店舗/卸営業、通販業務を歴任。現場の最前線で培った通販の運用実積に加え、メディア業界で培ったコンテンツ・マネージメント力、そして長年のアパレル経験と、アパレル通販を運営する上で必要な知識と現場経験の両面を網羅。趣味、というか生きがいは「買い物」

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